2006年08月19日

8月15日:盂蘭盆会(お盆)

『盂蘭盆』とは、元々「ウラバンナ」という古代インドの言葉の音写で、「逆さ吊りの苦しみ」という意味です.

お釈迦様のお弟子に、神通力のあるマウドガルヤーナ(日本では、「目蓮」)という人がいました.

ある日、彼は、その神通力で亡くなった母親のその後の様子を見てみました.すると、驚いたことに、彼の母親は餓鬼道に落ちて苦しんでいました…何かを食べようとしても、全て火となって食べることが出来ないのです…

このような母親の逆さ吊りにされた悲惨な苦しみを見て、目蓮は非常に大きなショックを受け、お釈迦様に自分の母親のことを話したのです.

すると、お釈迦様は、目蓮にこのように言いました:「僧たちの雨期の修行期間が明けた7月15日に、僧たちに食べ物などをお布施して、母親の幸せを祈りなさい」

このような故事は、ご先祖様の魂を信じ大事にしてきた日本人の心情によく馴染み、毎年7月15日(或いは、8月15日)に、盂蘭盆会として、ご先祖様の供養を行うようになり、日本の独自の風習として定着するようになったのです.
posted by 正応院 at 06:44| 静岡 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 年中行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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