2006年08月27日

9月20日〜26日:秋のお彼岸

「お彼岸」は、日本独特の行事であると言われ、秋分の日をはさんで、前後3日間、計7日間の時期を指します.この時期、各寺院では、読経や法話等をして法要を行い、檀家さんや信者は、ご先祖を供養するため、お寺をお参りします.

『彼岸』とは、本来、「此岸」に対する言葉です.此岸とは、苦しみに満ちた、現世を表わす一方で、彼岸は理想の浄土を表すとされています.此岸にいる人が、特にこの7日間、仏道(大乗仏教の修行徳目である、「六波羅蜜」(注)を実践すること)に励むことによって、彼岸へと渡る努力をしていこう!という尊い意味が込められています.

せめて、お彼岸の期間だけでも、「六波羅蜜」を心がけ、自分の悟りを求めながら、亡くなったご先祖の供養をして過ごしていたものです…

(注)
「六波羅蜜」とは、

1.「布施」:欲を捨て、大事なものを仏や苦しむ人たちに施すこと
2.「持戒」:戒律を守ること
3.「忍辱」:辱めに耐え忍び、怒りにとらわれないこと
4.「精進」:善に向けて努め励むこと
5.「禅定」:心を落ち着かせて、精神統一すること
6.「智慧」:真実をみる目を持つこと

を言い、「波羅蜜」とは、本来、古代インドの『パーラミター』という言葉の音写で、「到彼岸」、つまり、彼岸に渡ることを意味しています.
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2006年08月19日

8月15日:盂蘭盆会(お盆)

『盂蘭盆』とは、元々「ウラバンナ」という古代インドの言葉の音写で、「逆さ吊りの苦しみ」という意味です.

お釈迦様のお弟子に、神通力のあるマウドガルヤーナ(日本では、「目蓮」)という人がいました.

ある日、彼は、その神通力で亡くなった母親のその後の様子を見てみました.すると、驚いたことに、彼の母親は餓鬼道に落ちて苦しんでいました…何かを食べようとしても、全て火となって食べることが出来ないのです…

このような母親の逆さ吊りにされた悲惨な苦しみを見て、目蓮は非常に大きなショックを受け、お釈迦様に自分の母親のことを話したのです.

すると、お釈迦様は、目蓮にこのように言いました:「僧たちの雨期の修行期間が明けた7月15日に、僧たちに食べ物などをお布施して、母親の幸せを祈りなさい」

このような故事は、ご先祖様の魂を信じ大事にしてきた日本人の心情によく馴染み、毎年7月15日(或いは、8月15日)に、盂蘭盆会として、ご先祖様の供養を行うようになり、日本の独自の風習として定着するようになったのです.
posted by 正応院 at 06:44| 静岡 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 年中行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

地図/場所

歌舞伎で知られている宇津ノ谷峠が当寺より徒歩20分程のところにあります。

その場所には在原業平の「駿河なる宇津の山辺のうつつにも夢にも人にあわぬなりけり」の歌碑と並んで、身延77世日厳(1898)の御題目塔もあります。

その塔が東海道横死者の霊を慰めている当時から、蔦の細道と呼ばれ、ハイキングコースとして知られています。

JR静岡駅より、中部国道本線のバス藤枝駅行に乗り約20分。
(1)小坂バス停を下車してすぐのところにあります。
(2)岡部役場前バス停を下車して、旧東海道の宿場街を北に進んで徒歩約5分のところにあります。

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posted by 正応院 at 03:39| 静岡 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする